家族葬の参列

家族葬の参列

家族葬という名称に引きずられる方は多いものの、特に明確な定義はなく取りあえず親しい方を中心にお見送りする葬式はすべて家族葬なのです。同居家族しか参列できないということではなく、友人や親せきを呼ぶというケースも多々あります。ただし、一部の地域では正に家族のみが参列できる葬式といった定義がなされているところもあります。
親しい友人が亡くなられて家族葬が行われると聞いた場合に、参列してもよいのかどうかはよく確認した方が良さそうです。友人も込みでというところでも、大人数とならないよう遺族が限定していることもありそこにやってくるのはあまりに無作法です。親族や友人・知人でも故人と最後のお別れをしたいと願う方はいるかもしれません。でもそれが不可能となるかもしれないのは家族葬の欠点えす。とはいえ家族たちは他の参列者の対応や準備に時間を費やされることなく、思う存分お別れをすることができるためこのような形式のお葬式は増えてきてはいます。

家族葬とお香典のマナー

家族葬は家族や親戚、親族などの血縁の濃い人だけで、少人数で行うお葬式のことです。
お香典の平均的な相場や表書きの書き方などの、基本的なマナーを身に付けておきましょう。叔父や叔母の場合は3万円前後になっており、従姉弟などの場合は2万円から3万円前後です。平均的なお香典の相場を知っておくことで、いざという時に慌てずに済みます。
表書きは住んでいる地域によっても多少は違いますが、御香典、御香料などが一般的です。下に名前を記入したり、夫婦で参列をする場合は連名で記入をすると良いでしょう。家族葬の場合でも表書きを書く時は、薄墨を使用するのがマナーです。電話などで連絡が入ったら、お通夜や告別式などの1時間前ぐらいには到着するようにして下さい。斎場では受付を設置しているので袱紗に香典を包んでお辞儀をしてから、中身を取り出して手渡すと良いでしょう。家族葬の場合でも私語はなるべく慎むようにしたり、携帯電話は電源を切っておくことが大事です。